第四弾は父島の二見湾にある海岸に面した「境浦園地」のご紹介です。
沖合には太平洋戦争中に魚雷攻撃を受けて座礁した濱江丸(ひんこうまる)の残骸があり、忘れてはいけない戦争の悲惨さが垣間見えます。
そんな境浦園地(境浦海岸)も現在では観光名所となり、メジャーなシュノーケリングスポットとなっています。
(出展:小笠原村観光局ホームページより)
こちらの写真は昭和52年(1977年)の様子で、まだ船の形は確認できますが、現在は船体がうっすらと見える程度です。あと十数年もすればその姿はすべて海中へと隠れてしまうかもしれないと言われています。
透明度の高い境浦園地の砂浜。写真奥の濱江丸まではシュノーケリングで行けるそうですが…
仕事で訪れたので我慢です。
浜辺から見た休憩施設と右奥が境浦園地のトイレです。
見えづらいですが、トイレの前に土壌浸潤槽があります。
境浦園地には水道設備が完備されていないので、トイレの裏には雨水を貯めて浄化するアメリオを設置し、手洗い水として利用されています。
境浦園地では浜辺や駐車場から夕陽を望むことができます。
壮大な自然やマリンスポーツでたくさん遊んだあとは、隠れた夕日スポットでゆっくり気分転換をしてみてはいかがでしょうか。
以上、4回に分けて父島の実績を紹介しました。
父島は東京港の竹芝客船ターミナルから「おがさわら丸」で行くことができます。
おまけ…
毎度のことですが、工事で父島を訪問して帰る際、定期船の「おがさわら丸」が父島を出航する時に何十隻の船が伴走して、島民の方々が見送りしてくれます。
しばらく伴走したところで、最後には海に飛び込んで手を降ってくれます。
何度見ても感動する瞬間ですね。
第一弾「三日月園地」の記事はこちら
第二弾「宮之浜園地」の記事はこちら
第三弾「小港園地」の記事はこちら
東京都小笠原支庁「自然公園施設の紹介-父島」
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/07ogasawara/nature/chichijima.html
小笠原村観光協会
東京都小笠原村父島東町 商工観光会館内
04998-2-2587
https://www.ogasawaramura.com/en/
小笠原海運
03-3451-5171
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/
ソフィール(環境保全型水洗トイレ)特設サイト
https://www.alcoinc.co.jp/sofil/
ソフィールについて詳しく
https://www.alcoinc.co.jp/mizu/sofil/
アメリオについて詳しく
https://www.alcoinc.co.jp/mizu/amelio/