その昔、農家の人たちが、長い事日照りが続き農作物の被害が出たとき、この山頂で雨乞いのために「千貫焚」と呼ばれる沢山の焚火をしました。
煙はたちまち天に届き、大夕立が降ってきたと言い伝えられており、「夕立受山」(ゆうだちうけやま)と言う珍しい名前が付けられています。
駐車場から整備された山道を10分ほど歩きます。雑木の中で少し傾斜が強い場所もあり、息を荒げ400mほどの距離を登りました。
登りきった所に展望台がある広場がありました。
桜が植えてあり、春の桜の季節はきれいな桜の下でお弁当を食べるのもいいかなと思います。
少し曇っていましたが、展望台からの眺めは綺麗で、牡蠣の養殖生簀も見えました。
駐車場のトイレは、1999年に建設されました。
電気は太陽光発電システムで、トイレの汚水処理は土壌微生物膜浄化槽の「ソフィール」で処理し、その処理水をトイレ便器の洗浄水に利用しています。
手洗い水はきれいな沢水を溜めて利用しています。最近、商用電源が引かれました。夕立が多いところで、落雷により制御盤が故障しており、トイレは利用できない状態でした。近い将来、制御盤を改修工事をするようです。
備前海の駅
備前市穂浪の岡山ブルーライン沿いで、夕立受山のすぐ近くに「備前海の駅」があります。近隣の漁港で水揚げされた新鮮な魚介類が豊富で、格安で購入できます。
イセエビや真蛸も水槽に活きたまま販売されていました。昼飯にお寿司とカキフライを買い夕立受山展望台のベンチで食べました。美味しかったです。
瀬戸内海国立公園夕立受山ｰ岡山観光WEB-
https://www.okayama-kanko.jp/spot/11050
備前海の駅
https://www.okayama-kanko.jp/spot/11088
ソフィール（環境保全型水洗トイレ）特設サイト
https://www.alcoinc.co.jp/sofil/
ソフィールについて詳しく
https://www.alcoinc.co.jp/mizu/sofil/
