
近年大きな災害が目立ち、リスクマネジメントのためにはBCPが不可欠と言われています。
BCPとはBusiness Continuity Planの略で、事業継続計画を意味します。
BCP対策というと災害発生直後の初動から復旧まで、なかなかの長期計画となりますが、
衣食住の確保は待ってはくれません。
中でも災害時のトイレ問題は、重要なポイントです。
避難所等のトイレといえば、一般的にはマンホールトイレや仮設トイレが多いですが、これからご紹介する土壌微生物膜合併処理浄化槽ソフィールは、処理水をトイレ洗浄水に再利用できます。
高度処理のため、再利用しても色と臭いが気になりません。
他の浄化槽にくらべて消費電力がわずかで、電気代を大幅に削減できます。
こちらのソフィールに加え、太陽光発電や小規模な非常用電源を備えることで、
災害時の停電や断水に対応できる周辺インフラから完全独立した「防災トイレ」になります。

前回、防災トイレの納入事例として山口県防府市の向島運動公園をご紹介しましたが、今回は土壌微生物膜合併処理浄化槽ソフィールを導入した広域防災拠点や防災公園をご紹介します。
向島運動公園の記事はこちら↓
◆ 小幡緑地公園(愛知県名古屋市守山区)
小幡緑地公園は愛知県名古屋市守山区に位置する都市公園で、自然豊かな環境と多彩な施設が魅力です。こちらの本園の芝生広場側と、弘法様駐車場側にソフィール循環+発電機を導入いただいています。
災害などの非常時でも稼働できるように発電機とつなぎ、防災トイレ仕様になっています。


◆ おりきの松公園(三重県志摩市)
おりきの松公園は、三重県志摩市志摩町和具に位置する防災機能を備えた地域密着型の公園です。
旧志摩町役場の跡地に2009年に整備され、日常的には市民の憩いの場として利用される一方、トイレがソフィール循環+発電機で防災トイレ仕様になっており、災害時には一時避難所としても機能します。


◆ 条南あおば公園(新潟県三条市条南町)
条南あおば公園(じょうなんあおばこうえん)は、新潟県三条市条南町に位置する地域密着型の公園で、2016年4月に開園しました。
児童減少による小学校の統合により廃校となった「旧条南小学校」の跡地を再利用して整備され、住民の憩いの場としてだけでなく、「防災」をコンセプトにした多目的な公園です。
こちらにもソフィール循環+発電機を導入いただきました。

◆ ながとスポーツ公園(山口県長門市東深川)
ながとスポーツ公園は、スポーツ施設と防災広場の役割をあわせ持った公園です。
園内にはサッカーなどができる多目的広場、ジョギングコース、グランウンドゴルフコースを備えており、スポーツの他、レクリエーション、地域交流の場として広く利用されています。
ソフィール循環+発電機+太陽光発電で、ソフィール(浄化槽)と公衆便所の電力を太陽光発電・蓄電システムで賄っています。
トイレの洗浄水はソフィールで処理水を再利用できるため、停電、断水しても機能する防災トイレ仕様です。

◆ 向島運動公園(山口県防府市)
向島運動公園は、広島県尾道市向島町に位置する多目的なスポーツ施設を備えた公園です。
瀬戸内海の潮風を感じながら、さまざまなスポーツやレクリエーションを楽しむことができます。
こちらもながとスポーツ公園と同様で、ソフィール循環+発電機+太陽光発電を導入しています。

いかがでしたでしょうか?
マンホールトイレや仮設トイレなどももちろん必需品ですが、
これから避難所などを検討する際に、防災トイレ機能を備えたトイレがあれば、一石二鳥です。
災害時のトイレ問題についてお悩みの方は、お近くのソフィール協会会員、もしくは
アルコ株式会社 問い合わせフォームよりお気軽にお問合せください。
https://www.alcoinc.co.jp/contact/
◆ソフィール協会の協会誌「ソフィールNEWS」にも掲載しています
https://sofil-kyokai.com/wp-content/uploads/2025/04/sofil-news-36th.pdf
ソフィールの特設サイトはこちら
https://www.alcoinc.co.jp/sofil
ソフィールのプロモーション映像
https://www.youtube.com/watch?v=q3C5iVPkoC8