今回は日本出国→タスマニア島上陸編です。
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【DAY0】
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2024/10/6(日) 日本
地元を出て東京で前泊。
東京駅で幼馴染と飲んでいたら終電に乗り過ごし、大荷物を背負いながら夜な夜なホテルまで歩くことに。笑
ホテルに宿泊することがあまりないため、気になっていたへんなホテルに泊まってみた。
フロントがハロウイン仕様で、夜中に見ると少しこわい。
部屋にクリーニング乾燥機があり、着替えを3着しか持ってこなかったため大変助かった。
空港への無料シャトルバスの送迎サービスあり。(予約不要、人数制限あり)
運転手とスタッフが乗客をさばく。
ちゃんと人がいたようだ。笑
2024/10/7(月) 日本→シドニー
羽田空港からシドニーへ。
コロナ前と違い諸々の手続きが電子化されている。
ANAで受託手荷物のザックを預ける際に、高さが10センチほどオーバーしてつっこまれた。
スーツケースのほうが大きそうだが…布だからいけるかと思ったけど、ザックが思ったより潰れなかった。重量は問題なし。
念のために空港で10000円をAUDに両替。
旅行中はすべてクレジットカードで支払った。現金を使うことはなかった。
21:00頃にシドニー国際空港に到着し、Uberで空港付近のホテルThe Branksome Hotel & Residencesへ。
アパートのように洗濯機や調理器具があり、部屋は1人で泊まるにはもったいない広さ。
プールもあるらしく、家族旅行や4~5人ででゆっくりする場合はいいかもしれない。
バスルームのカギが開かなくなる事件などがあったが、トイレを我慢し早々に就寝した。
こちらのホテルからも空港へのシャトルバスがある。(予約不要、有料$10)
ちなみに前日の空港→ホテルのUberは5000円ほど。笑
シドニー市内は公共交通機関が充実しているため、空港周辺でなく市街地でホテルをとる方が安上がりだ。
2024/10/8(火) シドニー→ローンセストン→クレイドルマウンテンビジターセンター/晴れ
早朝の空港は大混雑。
朝イチでシドニー国際空港に戻り、ローンセストン空港行きの飛行機に乗った。
タスマニア島はシドニーより少し肌寒い。
タスマニアは電車がないため、バス移動か車メジャー。
時短のためUberでローンセストン市内へ移動した。
※オーストラリアは右ハンドル左通行のため、国際免許を取得しレンタカーを利用するのもあり。
以前ケアンズで運転した際、道が広く運転はしやすかったが、地元者のスピードが速くてびびった記憶。
運転中にカンガルーが飛び出してきたりと、踏み出すにはすこし勇気がいる。
AM10:00に市内に到着し、事前に予約したクレイドルマウンテン行きのハイヤーの集合時間まで、
ガスカートリッジや食料など日本から持ち込めなかったものを買い込む。
ローンセストン→クレイドルマウンテンのハイヤーはWild Island Adventure社を事前予約した。
当初Overland Track Transport社で往復で予約を試みたが、乗車人数が少なく行きの便が確保できなかったため新たに取り直した。
どちらも市内のホテルなど指定した場所に送迎してくれる。(空港送迎は不可)
オーバーランドトラック以外への送迎便もあり、ギアのレンタルや購入ができる。
Overland Track Transport社はスーツケースなどの荷物の預かりサービスもしている。
オーバーランドトラックのブッキングシーズンはこういったトランスファーサービスが多くあり、移動には困らない。
10月は閑散期だったが、こういったサービスを利用する場合は行程を決め飛行機を予約した時点ですぐに予約することをおすすめする。
オーストラリアの4大スーパーWOOLWORTH(ウールワース)で昼食と、翌日(1日目)の食料を購入し、ハイヤーとの待ち合わせ場所に向かった。
オーストラリアのアウトドア食品。気になるけど高い。
スーパーで買ったパンやりんごなど。ラップサンド800円。これも高い。笑
ハイヤーと合流し、クレイドルマウンテンビジターセンターへ向かう。
同じハイヤーで移動した2名の女性とは、入山前のブリーフィングと、1日目の山小屋で再開した。
タスマニアは非常にのどかである。
このあと乗用車の助手席で爆睡した。
途中でコーヒー休憩を挟み、2時間半ほどでクレイドルマウンテンビジターセンターに到着した。
受付ではまず持ち物リストにチェックをする。
テントや寝袋、雨具などを持っていないと入山できないようなので、要注意。
1人だからか、まっさきにビーコンを持っているかを聞かれた。
ビーコンはMAMMUTのBarryvoxを持参。
10/8から10/14まで7日間使用し、電池残量は60%。
クレイドルマウンテンビジターセンターでもレンタルできるそうだが、事前予約はできない。
また、オーバーランドトラックに入山する前に入山に関する約20分間のブリーフィングを受ける必要がある。
(前日は16:30まで、当日も可)
陽気なスタッフの元、15:00にブリーフィングルームで他の入山者と共にブリーフィングを受けた。
ブリーフィングルーム。
秤があり、ザックの重さを量ることができる。
山に入るとほぼ電波がなくネットが使えないため、天気はここでチェックする。
ブリーフィング後に入山パスを受け取る。
時々出会う国立公園のレンジャーが登山者がオーバーランドトラックのハイカーであることを識別するため、見えるところにぶらさげる。
お土産屋さんやカフェもあり、寒すぎてメリノウールの分厚い靴下を買い足した。
この日は買い出しとブリーフィングを受け、ビジターセンターまわりをぐるぐる歩いた。
建物の外壁に、これから歩くオーバーランドトラックの稜線。
トイレはどこもめっちゃきれい。
宿泊したDiscovery parksのショップで夕飯やお菓子、ライターを買い足し、ドミトリーで早めに入眠した。
このショップには冷凍食品なども置いてある。
コモンスペースにはオーブンや電子レンジなどがあり調理もできる。
部屋に戻ろうとしたら野生のウォンバットを発見。
森に帰らされていた。笑
持参したガスカートリッジと6日間の使用状況
Wild Island Adventure社で送迎サービスと一緒にジェットボイルのガスカートリッジ110g缶を2缶予約していたが、念のためにアウトドアショップでガスカートリッジを追加した。
・オプティマス/230g缶 ×1缶:$16.98/缶
・ジェットボイル/100g缶×2缶:$14/缶
条件1:持ち込んだバーナーはMSR/POCKETROCKET DELUXE
条件2:ほぼ室内で使用したため、気温は0~15度程度を想定
条件3:6日間で約10ℓほど沸かした。(調理なし、お湯を沸かすのみ)
結論からいうと、使用したのはジェットボイル/110g缶×2缶で、
オプティマス/230g缶はほぼ未使用で空港に捨てた。
ほぼ全部煮沸させ、これでもかというぐらいお湯を沸かしたため、
節約すれば100g缶1缶でもいけるかもしれない。
他の人は230g缶1缶を持ってきていた。多分これを市内のアウトドアショップで買うのがベター。
日本では買えない色が可愛いオプティマス缶。
MSRとの互換性が心配だったが、特に問題はなかった。
海外ではジェットボイルが主流らしい。これも互換性は問題ない。
ちなみに110g缶は日本だと1缶600円ほどで買える。笑
日本から持参した食事を紹介
カップヌードルとカレーメシが絶対食べたくなると思った。正解!
おにぎりは1個しか食べなかったため、防災グッズ行き。
寒い日は汁ものと麺類が重宝する。
嗜好品。山小屋で停滞したため、味付きの飲み物はほぼ全部飲んだ。
こちらも嗜好品。親からもらったせんべつのミルクチップ。笑
他の登山者とお菓子交換した。
行動食。右下のジェルもほぼ手をつけず。
6日分の食料5kg。
3kgぐらい余らせてそう。
次回はいよいよ入山!1日目の山行をご紹介します。