立山といえば、「雪の大谷」が有名です。(参考:黒部立山アルペンルート 公式ホームページ)
2024年は4月15日~6/25日まで楽しめるそうです。
昨年仕事を突然辞めた友人が、気付けば立山で住み込みで働いていました。
今回は雪の大谷とは関係ありませんが、昨年10月の3連休に紅葉と雪のコントラストを求めて立山に行った回顧録です。
■アクセス
今回は富山県側からアクセスします。(長野県の扇沢からもアクセス可能)
立山駅に駐車し、立山黒部アルペンルートを利用して立山ケーブルカーで美女平へ、美女平から室堂までは立山高原バスに乗ります。
切符はWEBで事前に予約しました。立山駅入口の自動受取機で、予約メールで送られてきたQRコードで受け取ることができ、非常にスムーズでした。
予約はこちら>>> 立山黒部アルペンルート WEBきっぷ
■2023年10月8日(日) 日帰り
さすが秋の3連休の立山、曇り空にも関わらず早朝からたくさんの観光客と登山者がいます。
AM07:10 立山駅発のケーブルカーに乗りましたが、WEBきっぷのおかげか混雑は感じませんでした。(立山初心者の感想です)
ケーブルカー、バスを乗り継ぎ、所用時間1時間程度で室堂へ到着しました。
前日の予報などで薄々気づいてはいましたが、思いのほか雪があります。
紅葉はさておき、とりあえず雄山まで行くことにします。
同じような思惑に軽装で来られた方も多くいたように思いますが、幸い事故は起こっていないようです。
積雪で滑りやすいため、雄山からの下山用にフィックスロープを張ってくれている方がいました。
せめてチェーンスパイクがあると安心です。
立山の一等三角点です。初立山!
雄山頂上(標高3003メートル)にある雄山神社峰本社(おやまじんじゃ みねほんしゃ)の祠には万歳三唱をしている登山者の姿がありました。
次は友人の働くみくりが池温泉を目指します。
みくりが池の横にあるからみくりが池温泉だったのですね。(立山初心者)
無計画で訪ねたせいか、友人は非番でした。
いよいよ日本一高所の天然温泉を堪能します。
温泉は男女別で、脱衣所、シャワー(リンスインシャンプー、ボディソープ使用可能)、ドライヤー、ウォーターサーバーがあり下界の温泉施設の設備と何ら変わりません。
トイレも非常にキレイです。
お風呂は白く濁った硫黄泉で、浴槽は「熱め」と「温め」の2種あります。
どちらも熱すぎて時折水を混ぜながら入りましたが、体の芯から温まったせいか温泉から出て数時間たっても体がポカポカしていました。(ちなみに硫黄の香りも消えません)
台風で地獄谷の湯元が破損し修復に時間を要すなど維持は容易ではなさそうですが、こんな寒い日に温泉に入れるなんてありがたいことです。
レストランでラーメンを、カフェでココアを頼みましたが、こちらも山の上とは思えないクオリティでした。
次回はぜひとも(友人がいるときに)宿泊したいと思います。
※2023年は11月末で一旦営業終了、2024年の営業日は4/15~11/25
帰りのバスから見た弥蛇ヶ原付近の紅葉です。晴れていればバックに北アルプスの貴婦人「薬師岳」が見えるそうです。
下山して富山市内の「すしだるま」さんで盛合寿司(梅)を食べました。
ローカルな回転寿司、安定の美味しさです。
昨年山の帰りに3度行きましたが、週末は混むためお時間に余裕がある時がベターです。
■みくりが池温泉(2024年2月現在) ※2024年の営業日は4/15~11/25
宿泊11,880円~※1泊2食付き
日帰り温泉(受付時間9:00~16:00) 大人1,000円/人
■駐車場
立山駅駐車場/無料/約900台
■黒部立山アルペンルート
https://www.alpen-route.com/index.php
立山駅⇔室堂[往復]大人7,380円 [片道]大人4,090円